2022/02/10 19:27

最近日本においても盛んに耳にするようになったSDGs(エスディージーズ)とは、Sustainable Development Goalsの略称であり、持続可能な開発目標を指しています。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の流れを継ぎ、20159月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2016年から2030年までの国際的な目標です。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。17のゴールは、様々な社会変革やライフスタイルの変化を生じさせるもの、いや生じさせないと達成できないと言っても過言でないものばかりです。どれをとっても重要な課題ばかりなのですが、その中でもCo2の増加による環境問題は、日々の世界の異常気象を生み、それによる生態系の変化など、毎日直面している私たちやこれからの子供たちが抱える重要な課題の1つです。

Co2の増加や様々な環境問題への取り組みには、持続可能な循環型社会(サーキュラーエコノミー)の構築に向けた取り組みが重要な要素になります。少し前に流行した「もったいない」という言葉を再度見つめ直し、その精神を生活の中に取り入れていく必要があるのです。

循環型社会を作るためには、これも良く耳にするようになった3Rの推進がキーになります。Rは、 Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのRの総称です。リサイクルは、分別ごみに代表される資源の再活用であり、わが国でも浸透した活動の1つですが、その前にそもそもメーカーが製品からゴミが出ない取組みをすることもリサイクルの前に必要な要素ですし、私たちが取り組むべき要素もまだまだあります。

・消費者が廃棄につながるような余分なモノを買わないこと

・消費者が使用したものを繰り返しリユースすることを生活の中に浸透させること

などです。できる限りゴミの発生を抑える行動は、私たち一人一人のライフスタイルの変革が必要かもしれません。

ここで言う「持続可能な循環型社会(サーキュラーエコノミー)」とは、ごみを出さず、資源も使いすぎず、地球環境を壊さずに平和で豊かな環境を維持していく社会のことです。大量消費経済の普及によって、モノを捨てることが多くなりました。その結果、地球のゴミは増加の一途を辿り、Co2の増加や様々な環境問題を生んでいます。一人ひとりができることは小さいことですが、私たちが意識を変えて取り組むことで、未来の環境保護につながるとともに、モノを作り出す知恵や技術を見直したり、モノを大切にすることを新たに認識して、ライフスタイルを変革していくことができればと思っています。

これから考え直してほしいこと、それは、

―利便性や価格だけでなく、必要なものを必要な分だけ買う。

―使えるものはできるだけ長く使う。長く使えるモノを選ぶ。

―不用になったモノは地域で譲り合ったり、必要としている人に売ったりする。

ことです。

ライフスタイルを変革することは簡単なことではありませんが、これらのことを考え直すことによって一歩踏み出すことで、環境保護へ近づけるのです。

他にもゴミになりにくい容器の使用や包装を行っていたり、再利用できる容器で販売している商品を優先して購入することや、中古の商品の販売(リユース販売)を行っているお店の商品を購入することも、ゴミになってしまうモノを削減することを目的としている企業を応援することであり、一人一人の取り組みが持続可能(サステナブル)な社会の形成に大きな影響を与えることになります。

Co2削減のミッションを達成するために、まず自分のライフスタイルを変えてみませんか?

 

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Resne(リスネ)では、モノの「価値の維持」「価値の付加」「価値の創造」を追求し、リユースによるモノの新しい使い方を提案し、環境にやさしい新しいライフスタイルを提案いたします。